もにょっとした

っ「http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008090502000119.html

熊本県の川辺川ダム建設に関して
理想論を言うアフォは黙ってろと

「川辺川ダムの事業費は三千数百億円」
ダム建設と土地買収とか考えるとそれくらいはかかるね…
さて、これが高いかどうか?

安い、とはいえないが、それくらいの影響はある公共工事だろう
もちろん、作らなければ水害の可能性は造ったときより高い

データとして平成16年の新潟福島豪雨の新潟側の被害を記す
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・県全体での公共関係だけの被害額…約630億円
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これだけで判断した人はマスゴミに踊らされすぎ
水害は県の施設だけですか?
違うでしょう?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・家屋被害
 ・全壊…70
 ・半壊…5354
 ・一部損壊…94
 ・床上浸水…2178
 ・床下浸水…6117

・死者…15人
・重傷…2人
・軽傷…1人
 (以上は県算出

・農作物被害…277億円
・事業所被害…2928件
 (以上は日本銀行が試算(2004年7月29日時点
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
農作物被害+公共機関被害で900億円
住民の家屋被害と商業関係、仮住居の経費、県内取引情勢、
そして風評被害等、その時点から起きる問題を加算すると、
どんなに安く見積もっても3000億は超える
(新潟・福島豪雨と福井豪雨を足した被害総額は4563億円
(上記被害総額は国土交通省のデータより
(ただし、あくまで直接被害の試算であり、商業被害は入っていない

閑話休題

九州は台風が多いから、他の都道府県よりは対策がされていてもいいはずである
上記被害を受けてからでは遅い
それをわかっていっているのなら、愚者以外何者でもない

何が利権だ
扇動させる為の常套句ではないか
もっと客観的に考えてほしい
利権と治水は分けて考えるべきではないか?

以上により必要性がある
反対者は言い訳とこじ付けではなく、アイディアとデータを用意して欲しいものだ

以下、引用データのリンク
「7.13新潟豪雨による被害と対応状況」(新潟県土木部
っ『http://www.pref.niigata.jp/doboku/engawa/7_13/7_13info.pdf
「平成16年7月新潟・福島豪雨による県内被害状況」(日本銀行新潟支店
っ『http://www3.boj.or.jp/niigata/shiryou/geturei/g2004/suigai1607.pdf
「平成16年の水害被害額(全国・都道府県別)について」(国土交通省河川局
っ『http://www.mlit.go.jp/river/press_blog/past_press/press/200601_06/060508/060508_1.pdf

次回はネタっぽい日記書きたいなぁ
でぁ〜

コメント

nophoto
菅野たくみ
2008年9月7日17:39

 今、大阪のホテルからこれを書いています。

> もちろん、作らなければ水害の可能性は造ったときより高い
 一番疑問視されてるこの部分をあっさりと信じてしまうようでは、議論も何もないような。

 記事にもあるとおり、まずは、
・「ダム建設は本当に治水に有効か?」
・「治水のために有効な代替案はないのか?」
・「仮に上の二つが正しいとして、有効性と被害のコストパフォーマンスは本当に釣り合うのか?」
 を検証する必要がある。
 建築にはあまり詳しくないが、最新の理論では、ダム建設の有効性はかなり疑問視されていたはず。
 で、現在有力とされている理論は、植林の徹底で土砂に吸水力を持たせる手法(うろ覚え)。
 けれど、ダムを建設するとこの手法がとれなくなる(ダムを建設した「水瓶」のぶんだけ、植樹できる面積が減る)点で疑問視される部分も多い。今あるダム自体も、土砂を余分に蓄えてしまう、自身の老朽化など、建設当時想定していなかった問題をたくさん抱えていることも忘れてはいけない。

 もちろん、ダムがコストパフォーマンスに見合うほど有効であることが立証済みであるなら、即座に情報公開して工事に着手すべきだろうとは思うが、情報公開もされないまま強行されても誰も納得しないと思う。
 というか、有効であることが明白なら、なんで情報公開しないのよ、という疑問もあるんだよね。
 普通のビジネスでやるように、「建設費○○億円と保守費●●円がかかりますが、これにより、年間□□億円相当の水害リスクを■■円まで低減できると推測されます。このため、××年で元が取れます」というのを、国民に向けて大々的に宣伝すればいいものを……とか思ってしまう。もちろん、この数字の試算には一切の嘘を混ぜてはならないことは言うまでもないとして。

 んで、どこからも見えないのは「■■円まで低減できる」の証拠の部分。ゼロがありえないことは前提として、ダム建設によりどこまで低減が期待できるんだろうか、というのが全く見えない。(実のところ、ダムの配置次第ではほとんど低減できない可能性もある……情報収集してないから何ともいえないけど)
 こういったデータと「データの算出論拠」が全部公表されていて、かつ妥当な数字だとするなら、新聞社&俺アフォですか、で済むんだけど……どうなんだろう?

nophoto
菅野たくみ
2008年9月11日20:57

diarynoteのレイアウト変更、個人的には見やすくなったと思うんだけど、書いてる側の感想やいかに。

http://www.asahi.com/national/update/0911/SEB200809110002.html
……知事、反対してしまいましたねぇ……。

ただし、「ダムに依らない治水対策を追求すべきだ」ということで、治水に取り組む姿勢が崩れていないのは立派と思います。
気になるのは、九州地方整備局長の「ダム以外の治水策は考えられない」の言葉ですが、これを乗り越えてどのような治水計画を立て、実施し、効果を上げるのか、いち国民として、きっちり見届ける必要があるでしょう。