この言葉を使うことになるとはねぇ
とりあえずは題名のとおり、
ラグナロク(世界の終末の日)を見てからか
管理会社のラグナロクは近い…
さてさて今回の騒動
腐っても法律学科の望月
法的にどうなのか考えてみた
ただし、注意点
著作権法についての講義は受けてない(講義すらない)ので、
これに関する項目には不備の可能性があることを明記
***********
A氏の作ったプログラムが承諾されずにB会社が勝手に使用
このプログラムは著作権法2条1項10号の2に定義
その為、著作権法の保護を受ける
よって著作権法違反になる(113条2項)
が
このプログラムでの損益を考える
損害推定(同法114条)でBは今以上の利益を上げたか?
昨今の株価上昇は成長企業の代表として取り上げたことが大きい
ダウンロード数の増加も大規模アップデートが要因であると推定される
よって、このプログラムによって利益を得ていたと言う確固たる証拠になり得ない
次に著作権者Aの被害を考える
元よりフリーで流していたものであるので実質的な被害は皆無
以上のことから、違反によって誰もが認める損益はないものとされる
加味する点として、多重起動
一つのアカウントで多重起動しても意味があるとは思えない(新規は除く)
二つのアカウントが必要であり、
最低二つのアカウントに課金しなければいけない
このプログラムによって課金が増えると言う考えができなくはない
しかし、この方法は公式に禁止している方法
使っているユーザーはアカウント削除の可能性もあるために公表はしない
このために調べることは事実上不可能である
よって、利益が出ている具体的証拠にはならない
逆に
このプログラムが原因のいったんとしてユーザーが離れたとも言える
自動プログラム(BOT)や設定変更(チート)が代表的
この多重起動のおかげでゲームバランス(特にBOTの重複起動)
これが崩れていると認めることが出来なくはない
独自サーバーがある以上、IPアドレス習得は可能であり、
1つの場所からいくつもの人が繋いでいる場合(ネット喫茶は除く)
それをたどることは可能である
悪い意味での利便化を促しているともいえる
この行為により逆に訴えられる可能性がある
(罪状は業務妨害罪、詳しくは後述)
弱いところを使って企業にアピールするのは別に問題はない
ただ、それを悪用している人が多いことから考えても
「一般ユーザーのやる気をそぐ行為が行われる」→
「ユーザー離れ」→「収益減」
これに関係しているものであることは否定できない
総合的に
A(プログラム作成者)
…刑法234条2項「業務妨害罪」(懲役5年以下、100万以下の罰金
B(企業)
…著作権法119条違反(罰金300万円以下)
(上記は共に刑事訴訟)
民事訴訟は共に証拠不十分で不起訴の可能性が高い
単純に痛み分け
正義感にあふれるのはいいことではあるが、
違法なことをしている以上犯罪者に変わりはない
次に修正プログラム問題
今回の修正プログラムを一定条件下で適用すると、
パソコン自体が起動しなくなると言う問題
もし、これが証拠として提示できれば間違いなく勝てる
この場合の額は
「修理費用+使えなかった時間+その他費用」
修理費用は業者に頼んでも、自分で直しても正当であればもらえる
使えなかった時間の計算は、業務で使う人以外は関係ないかも
その他は実生活上に不都合が出た場合、アカウント料金もここに
しかし、どう計算しても5万円いくかどうか(慰謝料含め)
この為に休日の時間を訴訟のために割く人がどのくらいいるのか
(裁判自体も数ヶ月かかる、出頭要請もある
B会社もこの修正プログラムを扱う以上、
注意書き等に記す、もしくは告知をする必要がある
この状態ではウィルスと思われても仕方のないこと
早急に対策をしなくてはいけない
**************
まぁ、法解釈的にはこんな感じ?
別に癌を擁護しようとなど思ってはいないが、
第三者の視点から見ると上記のとおり
と言うか
どっかの会社のツケが回ってきたんじゃない?
いままでろくな対策無しに散々一般プレイヤーを放置していたんだし
IROと比べて天と地の差があるよ
プログラム上はいたちごっこかもしれない
しかし、それ以外にも方法は十分にある
住所を登録しているんだから、
発送が無かった者は書類不備としてBANするとか
数万とかあるアカウント全てに送るのは骨が折れる作業かもしれない
しかし、
不信に陥っているユーザーに誠意を見せる時期なのかもしれない
そうならざるを得ないほど、BOTが蔓延っている
BANしても新規アカウントで数分で作る
戦略すらも見直すべき時期ではないだろうか
BOT駆除で成功しているIROでやっていることが、
技術大国日本で出来ないとは言わせない
言い訳はもういい
ユーザーに対して誠意を見せてほしい
自分はそれだけで十分である
今回のパッチでプロテクト導入の話を聞いて多少期待したのに
実装されていないことを知って唖然としたことを記す
最後に
BOTも大切なお客様ですかpgr
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日(12月13日)誕生日〜
杉田智恵理『KISSより・・・』
りんご『KISSより・・・』
秋園小雪『やきたてクロワッサン〜Autumnleafの3姉妹〜』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
鬱憤は以上(おぃ
では〜
とりあえずは題名のとおり、
ラグナロク(世界の終末の日)を見てからか
管理会社のラグナロクは近い…
さてさて今回の騒動
腐っても法律学科の望月
法的にどうなのか考えてみた
ただし、注意点
著作権法についての講義は受けてない(講義すらない)ので、
これに関する項目には不備の可能性があることを明記
***********
A氏の作ったプログラムが承諾されずにB会社が勝手に使用
このプログラムは著作権法2条1項10号の2に定義
その為、著作権法の保護を受ける
よって著作権法違反になる(113条2項)
が
このプログラムでの損益を考える
損害推定(同法114条)でBは今以上の利益を上げたか?
昨今の株価上昇は成長企業の代表として取り上げたことが大きい
ダウンロード数の増加も大規模アップデートが要因であると推定される
よって、このプログラムによって利益を得ていたと言う確固たる証拠になり得ない
次に著作権者Aの被害を考える
元よりフリーで流していたものであるので実質的な被害は皆無
以上のことから、違反によって誰もが認める損益はないものとされる
加味する点として、多重起動
一つのアカウントで多重起動しても意味があるとは思えない(新規は除く)
二つのアカウントが必要であり、
最低二つのアカウントに課金しなければいけない
このプログラムによって課金が増えると言う考えができなくはない
しかし、この方法は公式に禁止している方法
使っているユーザーはアカウント削除の可能性もあるために公表はしない
このために調べることは事実上不可能である
よって、利益が出ている具体的証拠にはならない
逆に
このプログラムが原因のいったんとしてユーザーが離れたとも言える
自動プログラム(BOT)や設定変更(チート)が代表的
この多重起動のおかげでゲームバランス(特にBOTの重複起動)
これが崩れていると認めることが出来なくはない
独自サーバーがある以上、IPアドレス習得は可能であり、
1つの場所からいくつもの人が繋いでいる場合(ネット喫茶は除く)
それをたどることは可能である
悪い意味での利便化を促しているともいえる
この行為により逆に訴えられる可能性がある
(罪状は業務妨害罪、詳しくは後述)
弱いところを使って企業にアピールするのは別に問題はない
ただ、それを悪用している人が多いことから考えても
「一般ユーザーのやる気をそぐ行為が行われる」→
「ユーザー離れ」→「収益減」
これに関係しているものであることは否定できない
総合的に
A(プログラム作成者)
…刑法234条2項「業務妨害罪」(懲役5年以下、100万以下の罰金
B(企業)
…著作権法119条違反(罰金300万円以下)
(上記は共に刑事訴訟)
民事訴訟は共に証拠不十分で不起訴の可能性が高い
単純に痛み分け
正義感にあふれるのはいいことではあるが、
違法なことをしている以上犯罪者に変わりはない
次に修正プログラム問題
今回の修正プログラムを一定条件下で適用すると、
パソコン自体が起動しなくなると言う問題
もし、これが証拠として提示できれば間違いなく勝てる
この場合の額は
「修理費用+使えなかった時間+その他費用」
修理費用は業者に頼んでも、自分で直しても正当であればもらえる
使えなかった時間の計算は、業務で使う人以外は関係ないかも
その他は実生活上に不都合が出た場合、アカウント料金もここに
しかし、どう計算しても5万円いくかどうか(慰謝料含め)
この為に休日の時間を訴訟のために割く人がどのくらいいるのか
(裁判自体も数ヶ月かかる、出頭要請もある
B会社もこの修正プログラムを扱う以上、
注意書き等に記す、もしくは告知をする必要がある
この状態ではウィルスと思われても仕方のないこと
早急に対策をしなくてはいけない
**************
まぁ、法解釈的にはこんな感じ?
別に癌を擁護しようとなど思ってはいないが、
第三者の視点から見ると上記のとおり
と言うか
どっかの会社のツケが回ってきたんじゃない?
いままでろくな対策無しに散々一般プレイヤーを放置していたんだし
IROと比べて天と地の差があるよ
プログラム上はいたちごっこかもしれない
しかし、それ以外にも方法は十分にある
住所を登録しているんだから、
発送が無かった者は書類不備としてBANするとか
数万とかあるアカウント全てに送るのは骨が折れる作業かもしれない
しかし、
不信に陥っているユーザーに誠意を見せる時期なのかもしれない
そうならざるを得ないほど、BOTが蔓延っている
BANしても新規アカウントで数分で作る
戦略すらも見直すべき時期ではないだろうか
BOT駆除で成功しているIROでやっていることが、
技術大国日本で出来ないとは言わせない
言い訳はもういい
ユーザーに対して誠意を見せてほしい
自分はそれだけで十分である
今回のパッチでプロテクト導入の話を聞いて多少期待したのに
実装されていないことを知って唖然としたことを記す
最後に
BOTも大切なお客様ですかpgr
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日(12月13日)誕生日〜
杉田智恵理『KISSより・・・』
りんご『KISSより・・・』
秋園小雪『やきたてクロワッサン〜Autumnleafの3姉妹〜』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
鬱憤は以上(おぃ
では〜
コメント
1)A氏のフリーソフトがB会社に利用された件
このフリーソフトには著作権に関する表記が一切なされていないが、断りもなしに商業製品への梱包をすることは、他のフリーソフトに関連するライセンス、とくにGNU GPLライセンス(Linux一般とか)に対して大きな障害をもたらす可能性がある。Leaf/AquaplusがGPL違反に気が付き、あわててソースコード公開を宣言したのはごく数日前のことである。
http://leaf.aquaplus.co.jp/xvid.html
実害ではなく、潜在的な可能性だからこれ自体の是非は問えないが、フリーソフトのライセンスを確認せずに梱包したB社の倫理的責任は大きい(企業の信頼性は確実に失墜する)。
2)多重起動について
i) BOTの多重起動については、BOTプログラムの種類にもよるが、ROクライアントの多重起動は一切必要ない。多重起動が必要な種類もあるが、該当者がそのプログラムを採用する理由付けは薄い。
ii) 多重起動を認めることで、仮想2PCプレイをはじめとした正規プレイヤーによる複数アカウントの取得を促進する効果も考えられる。B社は多重起動を規約上禁止しているが、2PCは禁止していないことに着目するべき。
iii)多重・2PC起動は、正しいログ管理をしていれば簡単に調べられる。サーバー管理者は、正しい管理に必要な情報=ログイン関連のログを記録する義務を負っているからだ。
iv)A氏のツールを導入することにより、ゲームプログラムの大きなバグのひとつを回避可能である。これは業務の支援と位置づけられると考えて良いだろう。
v)多重起動を実現する有名な方法として、プログラムのバイナリを書き換える方法があるが、これは著作権法に違反。しかし、A氏のツールはプログラムに一切手を加えない方法であることに注意されたい。
ぶっちゃけ)A氏のツールは「多重起動」「漢字変換を原因としたハングアップの回避」の2つの機能を実現する。前者について業務妨害の可能性は薄く、後者については明らかな業務支援である。
従って、A氏のツールそれ自体は業務妨害にあたるかどうかは疑問符である。もちろん規約違反(ユーティリティの開発)を言うことは出来るが、IDのBANがせいぜいだったような。
プログラム関連の違反としては、B社のほうが圧倒的に悪い。
A氏のプログラムは、Windowsの機能を正しく(そしてMicrosoftより賢く)用いたライブラリであり、プログラム著作権などには一切違反していないことを述べておく。もちろん、ROの正しいプロトコルを正しく用いているので不正アクセス禁止法にも引っかからない。
類似のプログラムにはチートツールとして不正アクセス禁止法に引っかかるものもあるが、それは全く話が別なので注意。
まあ、A氏のプログラムを擁護したかっただけだ。そのほかの点については同意なので。